アイコン 「看守り」について

患者様の異変にすぐに気がつくために

「看守り」とは、ホスピット端末で患者様の様子を撮影し、予期しない体動や転倒転落に繋がる動作を検知するものです。
撮影はホスピット端末(タブレット端末)にて行います。
この機能を使えば、今までナースコールや現場確認でしかわからなかった患者様の動きをスタッフ側の端末を通して知ることができます。 遠いところからでも患者様の予期せぬ動きに気づくことができるのです。
~看守り時の表示~ 患者様側ホスピット画面
看守り表示画面

患者様の予期せぬ動きを検知したら、スタッフ側の端末にアラームが鳴り、現在の患者様の様子が表示されます。

~アラート時の表示~ スタッフ側管理画面
アラート時の表示画面

アラーム情報は自動ポップアップです。スタッフ端末側でアラーム停止、看守り停止を行います。

転倒転落防止モードと体動注意モード

看守り機能には転倒転落防止と体動注意という2つのモードがあります。
転倒転落防止では下図(1)のように患者様以外の領域を観察します。
患者様の箇所は動きがあっても検知しない領域(緑色)となります。それ以外の領域で動きを検知した場合にスタッフ端末にアラームを鳴らし、お知らせします。
1.転倒転落防止モード
(1)転倒転落防止モード設定画面
転倒転落防止モード設定画面

転倒転落防止モードでは、動きを検知しない領域(緑色)をあらかじめ設定しておきます。

2.体動注意モード
(2)体動注意モード設定画面
体動注意防止モード設定画面

体動注意モードでは、動きを検知する領域(透明)をあらかじめ設定しておきます。
上図(2)のように患者様が寝ている箇所の動きを検知する領域とし、それ以外は動きを検知しない領域(緑色)としています。
このように設定することで、患者様の体動を検知してアラームを鳴らすことができます。

便利な機能
  • 1
    アラーム検知した状態の連続画像スナップショットが所定の秒数分保存されます。
    画像はスタッフ端末で確認できます。この機能は事象の検証作業に役立ちます。
  • 2
    iPhone HospitSアプリと連携しているため、iPhoneにアラームをプッシュ通知します。
    常に持ち歩いている端末に異常検知をお知らせします。
  • 3
    患者様の撮影はホスピット端末で行いますので、手軽に撮影範囲を設定できます。
    ピンチイン、ピンチアウトでのズームに対応致します。(デバイスによります。)